普通酒と本醸造酒
現在の日本酒は、特定名称酒と普通酒に大きく分けられています。日本酒の分類として、純米酒、吟醸酒、本醸造酒などという言葉をよく耳にすると思います。これらの純米酒、吟醸酒、本醸造酒などは、酒の原料や製法が一定の基準を満たしているものであり、特定名称酒に分類されています。
そして、この特定名称酒に該当しない日本酒は、普通酒に分類されています。一般的に流通しているほとんどの日本酒はこの普通酒です。一般的に、白米や米麹以外に醸造アルコールや糖類、酸味料などの副原料を加えることによって作られています。
特定名称酒は、三等米以上の白米を使用しており、白米の重量に対する米麹の使用割合が15%以上の日本酒のことをいいます。さらに、その原料や精米歩合によって、本醸造酒や純米酒、吟醸酒に分類されています。
本醸造酒は、精米歩合が70%以下の白米と、米麹および水と醸造アルコールで造られている日本酒であり、香りや色ツヤの良いものをいいます。本醸造酒は、使用する白米の重量に対して、およそ10分の1以下のアルコールを添加してもよいことになっています。通常ではアルコール度数が高すぎるために、ほとんどの場合は水で薄めてあります。そういう理由から、一般的には旨味や甘味が抑えられており、すっきりした軽い味わいのある日本酒となります。